A Diary With Tears

昨日の1リットルの涙泣きました。。
亜也san,頑張って生き抜いたね。
今でも人の役にたっていますよ。
この作品に出会えたことに感謝します。
キャストの皆さん(沢尻エリカsan,錦戸亮san,薬師丸ひろ子san,成海璃子san,藤木直人san,陣内考則san etc)スタッフの皆さん,本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。詳しぃ感想ゎまたupします。
でゎ,今日ゎ①㍑の涙で心に残った言葉集です


    ①話    〜ある青春の始まり〜

『花ならつぼみの私の人生 この青春の始まりを,悔いのないように大切にしたい』

●人間ってさ,欲張りだと思わない?
動物も植物も生まれたときから自分の寿命を知ってんだよなo
人間だけだよ,欲張って余分に生きようとするのはo 
●寄り道したり,遠回りしたっていいんじゃないかなo
焦らずに,いろんなことに挑戦したり,夢中になったりしてo
遠回りしてもいいじゃないo
みんなで無駄なことしても悪くないんじゃないかなo
だって私達にはまだまだたくさん時間があるんだから。        


  ②話    〜〜〜⑮才、忍びよる病魔〜〜

お母さん,『私の心の中に,いつも私を信じてくれているお母さんがいる これからもよろしくお願いします 心配ばかりかけちゃってごめんね』   

 ●おかしいだろ…ちゃんと走ってんじゃねぇかよ,あんなにうめえじゃねぇかよo
なんで亜也なんだ…oo  
●亜也,病気のこと知ったらあいつどうなっちまうんだo
言えるはずないだろ…,そうだろo
人間てのはそんなに強いもんじゃねぇんだよo
たった⑮歳の亜也に,そんなこと言えねえよo        


  ③話   〜〜〜病気はどうして私を選んだの〜〜〜〜

『病気はどうして私を選んだのだろう 運命なんて言葉ではかたづけられないよ』  

ときどき,自分の体が自分のものじゃないみたいに感じるo
あたし,いったいどうなっちゃうんだろう…o  

●うっとおしいぐらい,明るくいようなo
笑って,冗談かまして馬鹿いってo
あいつの①番いい時期がもっと楽しくなるようになo  
●一つ,聞いてもいいですか?病気は…,病気は…o
どうして私を選んだの?      
●簡単に割り切れないと思うよo
生きるとか死ぬとか,バランスとるとか,そういう仕組みとか,はいそうですね,わかりました,ってそんな風に人は割り切れないよo
エゴとかそういうんじゃなくって,違うo
なにがって,違うよo
とにかく違うo
じゃぁ自分の大切な人が病気になったり死んだりしてもそれでいいって言えんの?    
●俺はただ,たださo
なるべく笑って,冗談かまして馬鹿言ってo
あいつの1番いい時期が,もっと楽しくなるようにって,そう思ってo
だけどそれが出来ねぇんだo
だってあいつに隠しごとしてる間あいつのの目、まともに見れないんだo       


  ④話 〜〜〜二人の孤独〜〜

過去に戻りたい!タイムマシンを作って過去に戻りたいの 『タイムマシンを作って過去に戻りたい こんな病気でなかったら恋だって出来るでしょうに 誰かにすがりつきたくてたまらないのです』

昨日と同じ景色を見て,昨日と同じ道を歩いているのに,あたしの世界は,まるで変わってしまったoきっともうあんな風には笑えないo
昨日までの私はもうどこにもいない 

●お母さん,あたし頑張るからo
だから大丈夫だよo
でもやっぱわかんないよo
なんであたしなの?
ねぇなんで?
どうして病気は私を選んだの?
ねぇお母さん,あたしまだ⑮だよoこんなのってないよo
ひどいよo
神様は不公平だよo
ねぇo     
●お母さんの後光が見えてきたような気がするo
私は自分を信じて行動しようo   
●今出来ることを頑張るって決めたんだo 
●やっぱり欲張りかな?無理に生きようとするのはo
間違ってるかな?          


 ⑤話    〜〜〜障害者手帳〜〜

青空を,白い雲がとてもきれいに流れていくのが見えた『もう,あの日に帰りたいなんて言いませんo
今の自分を認めて生きていきますo』       

悔しくて…情けなかった…o
自分一人で苦しめばいいのに、否応なしに周りの人までひっぱりこんじゃう…o  

●あたしごめんねって言葉じゃなく,ありがとうって言葉を大切にする           


 ⑥話    〜〜心ない視線〜〜〜

心ない視線に,傷つくこともあるけれど,同じ位に優しい視線があることもわかったo傷ついた分だけ,優しくなれるo
苦しんだ分だけ強くなれるo
『だから 私は絶対に逃げたりはしないoそうすれば きっといつか』  

思いっきり走ることは出来なくなったけど…ゆっくりとしか歩けないけど…それでも,あたしにもやれることが,きっとあるはずo  

●亜也姉の何が恥ずかしいの!!
亜也姉は凄いじゃんo
亜也姉,毎日頑張ってリハビリして,あんなに明るくてo
もし,あたしが亜也姉みたいな病気になったら,あんな風に外にでる勇気はないよo
じろじろ見られたり,変なこと言われたら,あんな風に笑ってられないよo
あたし,初めて亜也姉って凄いって,ほんとそう思ったo
なんで亜也姉の事恥ずかしいなんて思うのよ!!
そんな風に思ってるあんたの方がよっぽど恥ずかしい!!          


  ⑦話    〜〜私のいる場所〜〜

体育館に響くボールの音が好きo放課後の静まりかえった教室も,窓から見える風景も,床の軋む廊下も、ホームルーム前のおしゃべりも,みんな好きo
迷惑をかけるだけかもしれない,何の役にもたてないかもしれない,『それでも,あたしはここにいたいoだって,ここが,あたしのいる場所だからo』    

車椅子を使う生活になっても,友達は全然変わらないo
まりたちと話していると,自然と笑顔になれる この瞬間が,一番好きo 
友達っていいなo
いつまでも一緒にいたいo   

●病気になったのは不幸じゃないですo
不便なだけo   


  ⑧話    〜1リットルの涙〜〜

『いいじゃないか転んだって,また起き上がればいいんだからo
転んだついでに空を見上げれば,青い空が今日も限りなく広がってほほえんでいるo
あたしは…生きているんだo』        

去年の春,私の胸中は東高に入学する期待でいっぱいだったo
いまの私には,いったいどんな春が待っているんだろう…o  

●知ってる人もいると思いますけど 私の病気は治りませんo
治療法がないみたいですo
いつか歩くことも立つことも話すことも出来なくなるとお医者さんに言われましたo
この一年で当たり前に出来ていたことが一つ一つ出来なくなってきましたo
夢の中では友達と喋りながら歩いたりバスケをしながら思いっ切り走ったり出来るのに 目が覚めるともう自由には動かない体があるんですo
毎日が変わってしまいましたo転ばない為にどう歩いたら良いのかo
どうすればお弁当を速く食べれるのかoどうすれば人の視線を気にしないで良いのかo
一つ一つ頭の中で考えなきゃ生きてけませんo
高校に行って大学に行って仕事をしてそんなふうに思い描いていた未来が ゼロになっちゃいましたo
生きてゆく道が見付からなくて小さな希望の光も見えなくて 病気になったせいで私の人生は壊れてしまったって何度も思いましたo
でもoo
でも悲しいけどこれが現実ですo
どんなに泣いても病気からは逃げられないし 過去に戻りたくても時間は戻せないし だったら自分で今の自分を好きになってあげなくっちゃって,そう思いましたo
だってこの体になってから初めて気付いたことがたくさんあるからo
側にいてくれるだけで家族ってありがたいんだなとか,さり気なく支えてくれる友達の手が凄くあったかかったりとか,健康なことがそれだけで凄く幸せなこととか,病気になったからって失うばっかりじゃありませんでしたo
この体の私が私だって,障害っていう重荷を背負っている私が今の私なんだって,胸を張って生きて行こうと思いましたo
だから養護学校に行くことは自分で決めましたo
皆とは生きる場所は違うけど,これからは自分で選んだ道の中に,一歩一歩光を見付けたいから,そう笑っていえるようになるまでに,私には少なくとも一リットルの涙が必要でしたo
だからもう私はこの学校を離れても何かが終わってしまうなんて絶対に思いませんo
皆oo
今までoo
親切にしてくれてoo
本当に有難うo    


  ⑨話   〜〜今を生きる〜〜〜

足を止めて,今を生きようoいつか失ったとしても諦めた夢は誰かに委ねたっていいじゃないかo『人は過去に生きるものにあらずo今できることをやればいいのです!』

春が来たー誰もが心を弾ませる季節なのに,正直いって今の私には,養護学校のコンクリートの壁が目の前に立ちふさがっているように見える…o

●できることあるのに、しないでボーっとしてるなんてそんなのあたし、絶対嫌だから。
●俺の今の気持ち言っていいか?
ずっと先の事なんてわかんない…けど,今の気持ちなら100%嘘がないって自信もって言えるo
俺,お前が話すなら…どんなにゆっくりでもちゃんと聞くo
電話で話せないなら,こうやって直接会いに来るo
俺イルカじゃないし,お前もイルカじゃないしo
お前が歩くならどんなにゆっくりでも一緒に歩くo
今は頼りにならないかもしれないけど,いつか,お前の役に立ちたいo
昔みたいにいかなくても,そういう気持ちで繋がってるから住む世界が違うとは思わないo
オレ…お前のこと…好き…なの 好きなのかも…多分oo   


  ⑩話    〜〜ラブレター〜〜〜

現実があまりにも残酷できびし過ぎて 夢さえ与えてくれない 将来を想像すると,また別の涙が流れる

とうとう卒業の時がきたo
病気になる前に思い描いていたものとは,違う卒業だったo
18歳o進学や就職,みんなそれぞれの道を進んでいく…けれど,私は…o

●お母さん,過ごしやすい居場所が欲しいわけじゃないのo
これから先,どう生きていくか,そのことを考えていたの      
●どうして人間は歩くのかな?     
●あたしに出来ること…もうひとつもなくなっちゃうよ…   
●麻生くんへ    面と向かっては素直に言えなそうだから手紙を書きますo
いつもそばにいてくれて,ありがとうo
励ましてくれて,ありがとうo
自分の夢を見つけて,生き生きと輝いている麻生くんをみると,私も嬉しくなりますo
いろんな事を学んで,いろんな人と出会って,あなたはこれからもずっとずっと生きていくo
あなたの未来は無限に広がっているo
でも,私は違いますo
私に残された未来は,何とかして生きる,それだけo
たったそのことだけo
この差はどうしようもありませんo毎日,自分と闘っていますo
悩んで,苦しんで,その気持ちを抑えこむので精一杯ですo
正直に言いますo麻生くんといると辛いですo
あんなこともしたい,こんなこともしたい,もし健康だったら出来るのに,と思ってしまうんですo
麻生くんといると,叶わない大きな夢を描いてしまうんですo
もちろん,麻生くんのせいじゃありませんo
でも,うらやましくて,情けなくて,どうしてもいまの自分がみじめになってしまうんですo
そんなんじゃ,前を向いて生きていけないからo
色々してくれて,ありがとうo
こんな私のこと,好きって言ってくれて,ありがとうo
何も返せないで,ごめんなさいo
もう,会えません。  亜也      


 ⑪話    〜〜〜〜遠くへ、涙の尽きた場所に〜〜〜〜

胸に手をぁててみる ドキドキ ドキドキ 音がする 心臓がぅごぃてぃる ぅれしぃoゎたしゎ生きてぃる  

花びらが一枚一枚開ぃてぃくo
花も一度にぱっと咲くゎけじゃなぃんだo昨日が,ちゃんと今日につながってぃることがわかって,ぅれしかった…  
●家族みんなで洗濯物を干したo
空が青くて綺麗だったo
風は少し冷たかったヶド,気持ち良かったo冬の匂ぃがしたo       
●来てょヵったo
思ぃ出したヵラo
⑮歳の私ゎここで確ヵに生きてぃたo   
●お母さん,私,何のために生きてるの   
●怖ぃのo
今思ってる気持ち書かなかったら明日にゎ忘れて,消ぇてなくなっちゃぅでしょo
日記ゎ,今ぁたしがちゃんと生きてるって証だからo
亜也にゎ書くことがぁるって言ってくれたでしょo
ぉ母さんがぁたしの生きる意味見つけてくれたo
●ぁの,もっとちゃんと勉強してくださいo
ぁぃつ,体上手く動かせなぃヶド,上手く話せなぃヶド,幼稚園児ぢゃぁりませんo
頭の中ゎぁなたと一緒ですo
ちゃんとゎかりますヵラo       
●みんなの泣き顔が,涙でぼゃけたo
きっと私ゎこんなささぃな事で死ぬのだろぅo

本当にお疲れ様でしたッッ。さょぅなら〜